珍来の【チャーハンがうまい‼】と言われる秘密は?徹底検証!【茨城グルメ】
珍来は茨城県つくば市を中心に昭和時代から栄えた中華料理店です。
中華料理店なのですが、それぞれのメニューがいちいち特徴的なので、人によっては
- ラーメン屋
- 定食屋
- 餃子屋
みたいに表現する事が多く、変な話ですが、『中華』といった表現を聞いたためしがないんですね。
まあ、僕世代にとって『ラーメン屋』=『珍来』ですので、それはそれで問題無いのですがね。
そんな珍来ではとにかくチャーハンと餃子、そしてジャンボやきそばがとにかく有名ですね。
そんな話も含めて、話を続けていきますね。
※ 当ページに記載される数値及び画像の価格は掲載時期の価格であり、現在価格と異なる場合があります。
『珍来』と『珍来総本店』との違いは?
珍来には大きく2種類が存在し、珍来の大本を『珍来総本店(直営店)』と言うようです。
珍来とは、そんな珍来総本店から暖簾分けをしてもらった子会社のような存在ですね。
暖簾分けされた珍来のそれぞれには特徴があり、例えば珍来という看板が黄色く染まっている店舗や、『ドラゴン珍来』と呼ばれる竜の絵が入った看板の珍来、真っ赤な看板が印象的な珍来など、多岐に渡るようです。
僕が幼いころから見てきた珍来の多くは、俗に呼ばれる『黄色の珍来』という事で、のれん分けをされた珍来という事になりますね。
生活圏内には珍来総本店が確かに存在しましたが、悲しい事に黄色い珍来に包囲された結果、いつの間にか撤退していたようです。
珍来の特徴
お手軽な価格で食べる事が出来る、中華料理店です。
中華のメインは?
と言えば、日本人なら『ラーメン』と答えそうですが、珍来もまた一般的には『ラーメン屋』という位置付けな印象が強いですね。
ただし、一方的な『ラーメン屋』かと言うとそうではなく、人によっては
『餃子屋』
『チャーハン屋』
『ソース焼きそば屋』
など、好みによって表現が変化する不思議中華料理屋でもあります。
珍来を知らない人からすれば『一体何屋?』となりそうですが、1つ1つにインパクトがあるのも珍来の魅力と言えるでしょう。
そのインパクトが各個人の好みに合わせて表現法が異なる…。
珍来とは、そんな存在なのです。
なぜ人気?珍来の3代メニュー
若い頃に珍来にお世話になったユーザーは必ず珍来の話題に出すメニューがあります。
それは
- チャーハン
- ジャンボソース焼きそば
- ジャンボ餃子
の3点ですね。
どれもかつては珍来側に名物意識が無かったメニューですが、口コミが独り歩きした結果、名物となったようですね。
では、どんな感じに名物になったのかを少し紹介しますね。
チャーハン(大盛り)
チャーハンがとにかく話題に挙がるというか、その大盛りがとにかく人気ですね。
最後に答えを書きますが、見た感じが『バレーボールを半分にした量』という事で意見が一致しています。
通常、大盛りサイズというとレギュラーサイズの1.5倍盛りが一般的ですが、珍来のチャーハン大盛りは2倍になってしまうんですね。
(店舗にもよります)
ソース焼きそば(大盛り)
中華屋にやきそばもどうかと思いますが、これまた珍来の名物メニューなんです。
炒飯大盛りと同様に焼きそば量も倍増しており、見た目の黒さも相まって大食漢でさえ目を疑う登場だとか。
当時の僕は少食だったので、残念ながら見た事も無いのですが、珍来話題の盛り上がりを見る限り、その量のインパクトは相当なものなのでしょうね。
ジャンボ餃子
いつの間にか『ジャンボ』と付いていた、昔から変化のない『餃子』です。
でも、実際に気にしてみると、確かにデカすぎる餃子ですね。
このページにも餃子が登場していますので、気になる方はどうぞ。
画像内のレンゲや餃子の割り箸穴と比較すると、その大きさが理解できるかと思います。
考察:チャーハンや焼きそばの大盛りが多過ぎる理由
珍来のチャーハン大盛りやジャンボやきそばはとにかく今も昔も有名ですが、それには理由があるのですね。
珍来の店舗が集中したのが茨城県で言うとつくば学園都市付近であり、そこには筑波大学という大学が存在します。
つくば学園都市周辺は研究都市という意味合いが強かった時代ですので、今現在ほどお店が多く出展された地域ではなかったのですね。
そうなると、勉強に勤しむ一方で生活費の収入を得る場となる働き先が学生たちにとって少ない地域という事にもなり、結果的に貧乏学生がたくさん出現したという。
しかも、大学生と言えば食べ盛りといった年齢でもあるため、ちょっとスポーツをかじるような学生さんはとにかく食費の捻出に苦労していたようですね。
そんな様子を見かねたのが珍来…というよりも、筑波大学周辺の飲食店という話が有名で、大学周辺の飲食店の多くは
『並は並』
『大盛りはバカ盛り』
みたいな当たり前がいつの間にか流通したのだとか。
世間に優しい時代でもあったのですね。
もちろん、大きな企業のチェーン店ではなかなかそういったサービスは難しいですが、当時は個人店がとにかく多かった時代でもあるため、各飲食店の予算に応じて顧客優先のサービスが叶った時代でもあったのでしょうね。
珍来は、そんな中の珍しいチェーン店という事になりますね。
当時の値段はよく分かりませんが、レギュラーサイズが1杯500円だったとして、100円足せば2倍に膨れる…!
話題性が無いわけがないといった話ですね。
また、当時には珍しいタッパー持参の入店もアリだったお店もあったとか?
(食べ残しを持ち帰る行為を拒否するお店が多かった時代)
個人的なLOVE珍来
昭和の時代から眺めて『変化が少ない』という部分が最大のLOVEポイントと言えるかもしれませんね。
多くの企業は常に時代のニーズに合わせて改良という名の変化を加えますが、その変化のおかげで印象が悪く傾く事がままあり、むしろそちらの方が多いのでは?
という、個人的な感想が拭えません。
珍来の場合は『昔懐かし』みたいな宣伝文句は用いないものの、結局のところは『昔のまま』の味と質と量となり、ユーザーの心を離さないんですね。
だから、食べる側も常に安定した味を求める事ができ、それに応えられる。
という話です。
その一方で独創的なメニューも期間限定、しかも店舗限定でも存在するので、グルメ思考なら各店舗のオリジナルメニューを探し求めるのも、珍来を楽しむ1つの方法かと思います☆
珍来の個人的ベスト3
珍来の個人的ベスト3。
あくまで僕個人のベスト3です。
1:らーめんセット(サービスセット)
らーめん・半チャーハン・餃子の3点セット。
価格高騰の波を受け、残念ながら4ケタオーバーと相成りましたが、それでも個人的には『迷えばチョイス』みたいな位置付けメニューとなっています。
とにかく満腹。
油断して午後の仕事前に食べないように注意も必要です!
2:餃子
珍来の餃子は昔からジャンボサイズです。
なんだかんだインパクトを与える珍来メニューですが、なんだかんだでこの餃子が一番知名度を誇っているかも知れませんね。
とにかくデカい。
というワケではなく、普通にデカい。
でもこれが珍来風。
そんな感じで昔からありました。
余談ですが、画像の餃子に穴が開いているのは、僕個人のオリジナルな食べ方によるものですので悪しからず。
僕は猫舌なので、大粒の餃子を食べる時には必ず一工夫をするんです☆
気になる方は別ページのこちらへ。
>> 珍来画像集へ
3:ニラレバ炒め
米が無くとも美味しく食べる事が出来る単品料理のニラレバ炒め。
なんだか無性に食べたくなるんですよね。
意味なんかなくとも、とにかく美味しい。
レバー大嫌いの筈なんですけど…。
ユーザー目線の珍来ベスト5!
上記ではの個人的なベスト3を紹介しましたが、世間のベスト5は以下の結果になっているようです。
- 醤油らーめん
- 餃子
- カタやきそば
- もやしそば
- ネギミソラーメン
やはりというか何というか、醤油らーめんが1位のようですね。
そしてこちらもやはりというか何というか、大きな餃子が2位となっているようです。
こうなると3位はみそらーめん系と思いきや、意外なカタやきそばtなっていましたね。
実際問題、僕も食べた事が無いので、今度、珍来に赴いた際には、『カタやきそば』を注文してみる事にします!
意外に思ったのは、セットメニューが無かった事ですね。
僕が食べ過ぎなのでしょうか…?
印象に残る珍来
これまで珍来を利用した中で、思った事を書きますね。
1:各店長の味がある
フランチャイズを主とする珍来は、店長次第で提供される食事のサービスが異なります。
例えば『冷やし中華』の具材の内容を眺めた場合、店舗によって具材の量が全然違う事が判ります。
特に『お金のない学生時代』といったような表現があるように、茨城県つくば市には筑波大学が存在し、そんなお金のない生徒を労ってか、チャーハン大盛りや大盛りソース焼きそばの量は一様に驚く話をよく聞きますね。
2:変化のない味
上述した気がしますが、とにかくいつ訪れても変化のない味が楽しめます。
言ってみれば『昭和の味』を、現代に伝え続ける味わいでもありますね。
創造豊かな現代の凝ったらーめんに慣れている場合、予想外な味わいに出逢えるかもしれませんね。
3:創造メニュー
実は昔から採り入れられていた期間限定メニューですが、ここの所は競技大会みたいな感じでそれぞれの店舗が創造メニューを作り出しているようです。
メニュー表の1つに提供する店舗名入りで紹介されているので、気になった場合はそちらの店舗に赴くのも一興ですね。
珍来 マップ
画像に合わせて『ひたち野東店』を紹介します。
(マップは珍来の多くを表記しています)
住所:茨城県牛久市ひたち野東2-20-1
電話番号:029-878-2655
駐車場あり
定休日:年中無休
珍来の生口コミ
これまでに聞いた珍来の口コミです。
僕の感想も含みます。
1:餃子が美味しい店
とりわけ餃子を強調しない中華料理店では、まず見ない大きさが魅力的です。
例えば僕の身の周りのリアルな話をすると、
『ラーメンが食べたいから珍来に行こう』
ではなく、
『餃子が食べたいから珍来に行こう』
といった感じで食事先を選ぶ話題が当然ですね。
2:1品料理の量が多い
ニラレバ炒めや肉野菜炒めなどの1品料理の量が比較的多いところも有名ですね。
らーめんだけじゃ、ちょっと物足りない…。
そんな時、1品料理を別に注文し、取り皿を使って複数でワイワイ食べるのも珍来の楽しみ方と言えるでしょう。
もちろん、定食セットにして1人で食べるのもアリです。
3:貧乏学生時代の良き思い出
大学生時代と珍来を掛け合わせると、ほぼ出てくるのがこの話題。
珍来のチャーハンとソース焼きそばの大盛りサイズは比較的有名でして、特に炒飯大盛りに関しては『バレーボールの半分くらいの量』なんて表現をよく聞きます。
珍来メニュー表にも『名物』なんて表記されている事から、昔から意識して大きめボリュームだったのでしょう。
中華の通信販売
商品を紹介します。
(画像タッチでリンクします)
1:丸上のジャンボ餃子40個
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↑『ジャンボ餃子』のフレーズは結構な頻度で耳にしますが、いざ食べようとすると言うほどジャンボではない餃子がほとんどですね。
珍来の餃子は本当に大きくて美味しいのですが、残念ながら全国規模ではないので、こちらで代用してみてはどうでしょう?
一度食べた事がありますが、非常に美味しかったですよ☆
2:メガ盛り中華福袋セット
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↑ 気軽に自宅で楽しめる中華セット。
家族で食卓を囲む場合、3~4種を一気に並べるのが食を楽しむコツです。
中身が少々異なっていますが、僕も過去2度ほど食べました。
こうしてセットで送られると、案外、興味のないメニューも実は美味しかったりするんですよね。
3:東京赤坂四川飯店 本格中華10種セット
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↑ 少し値が張りますが、確実に中華料理を楽しみたいのであればコレ!
といった感じですね。
我が家には本格的な蒸し器がないので、点心関係はレンチンで対応してます(笑)
(↑ まあ、ほとんどレンチンなのですがね💧)
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珍来画像集へ
(一言コメント付き)
↑ 各お店の特徴を簡単に紹介しています。
↑ お店(レジャー施設含む)の名称だけを目次代わりに羅列したページです。