【潮干狩りの穴場】茨城県日川浜海岸2024 風車の立ち並ぶ海岸で潮干狩りを楽しんだ!
休日。
…………………………ヒマだ。
という事で、潮干狩りに行きました。
(唐突)
いや、実際の目的は潮干狩りではなく、
風車が見たいなぁ~…。
なんて思った事がきっかけでありまして…。
なんか風車って好きなんですよね。
風車が存在するだけで周囲の景色が幻想的に思えるというか。
そんな理由で茨城県鹿嶋の先に行くという旨を家族に伝えたら、
『それじゃ潮干狩りに行こう!』
という話になりまして…。
本当に思い付いたままに行ってきましたので、装備すらままならないままの思い付き直行日記みたいなものです。
場所は茨城県神栖市日川浜海岸(日川浜海水浴場)。
正直、ダルさ満開の僕としては乗り気ではありませんでしたが、行ったら行ったで楽しんじゃうものなんですね。
※ 本ページは当時の状況をそのままに表現しておりますので、現在と状況が異なる場合があります。
茨城県の潮干狩り可能ヵ所は県内4ヵ所 その1つが神栖市日川浜海岸
という事で茨城県日川浜海岸(にっかわはまかいがん)。
気まぐれに僕が見たいと感じた風車が左右に見える海岸です。
午前中は晴れていましたが、あいにくの曇り模様。
海水浴の時期まではまだ期間がありますので、図らずとも潮干狩りに絶好の日和となりました。
茨城県海岸での潮干狩り可能海岸
ところでコロナウイルス問題とその他もろもろの事情により、潮干狩り可能な海岸が大幅に減少しましたね。
2022年現時点の話ではありますが、現在茨城県で潮干狩りが可能な海岸は以下の通り。
大洗サンビーチ(大洗町)
鉾田海水浴場(鉾田市)
下津海水浴場(鹿嶋市)
日川浜海水浴場(神栖市)
↑(今回の話はココ)
日川浜海岸ってどんなところ?
正直、日川浜海岸そのものは地元民を除けば知名度として低い部類と思われます。
何よりも僕自身が人混みを嫌う性格ですので、そんな奴が好んで足を踏み入れる場所は限られてくるかと。
言い換えれば『穴場』という事ですね。
5月と言えば潮干狩りにもってこいの時期ではありますが、悪天候とはいえこの人の数はどうでしょう?
ざっと数えても30人を下回る人数。
もちろん晴天時やピーク時間にはもっと人が来ますが、それでもうじゃうじゃという印象には程遠いという正直な感想ですね。
その理由は周囲立地条件にあるかと思われます。
日川浜海岸とその周囲情報
地図を縮小していただけると分かり易いのですが、日川浜海岸付近は鹿島製造所をはじめとする超大型企業が密集する地域ですので、その先に存在する海岸そのものの知名度が薄れているというのが個人的に持つ本音です。
したがって広大な敷地を有する鹿島製造所とその他もろもろを知る人にとって、ここら辺の地域は『働く場』として認識される傾向が強く、遊ぶ意味での海岸としての認識はやや低めな印象なんですね。
その証拠ではありませんが、サーフィンを趣味として持つ方々といった『穴場のコアを探す人』な方々にしてみれば有名な穴場ともなりますが、その反面、海水浴を楽しむ方々はそういった方面で有名な北方面(大洗海水浴場に向けて)へ人気が集中しています。
言い換えれば海水浴場としては知名度が低いぶん、潮干狩りの穴場としても十分に通用するという話ですね。
つまりは潮干狩り目的でも海水浴目的でも
『穴場』
となる事は間違いなしであり、
潮干狩り可能な海岸が限られた現代の話に持ち込めば、有名でないぶん貝を拾い易い『穴場』と化すわけですね。
ともあれ、潮干狩りライバルは少なめです!
日川浜海岸で拾える貝はどんな種類?
続いて日川浜海岸で採取可能な貝の紹介です。
日川浜海岸で採れる貝の種類
一般的な情報としては以下の通りです。
- アサリ(アサリバター最高ですね!)
- ハマグリ(夫婦調和の縁起物。バター焼に合わないのかな?)
- バカ貝(使い方によっては高級寿司にも使われるとか)
- マテ貝(円柱状の貝? よく見る名前だけど見た事ない)
- その他(一括りにされても正直判らん)
潮干狩り初心者へのアドバイス
潮干狩りに行った場合の悩みどころと言えば?
多分、多くの方が疑問に思う部分が持ち帰っても問題のない貝の事だと思います。
一般的に貝と言えば、二枚貝と言われる扇形の貝の事ですね。
でも、実際には海の波が運んでくれる貝は実に様々な形を有しているもので、その中には一般的に目にする貝とは異なる形を有する場合も往々にしてあるんですね。
『これって食べられるのかな?』
なんて疑問が浮上する場合は、その場に置き去りにした方が賢い判断と言えるでしょう。
中には毒性を持つ貝も存在しますので、『知らない貝を目にした場合は置き去り』。
これが一番安全です。
日川浜海岸 潮干狩りのルール
日川浜海岸での潮干狩りを行う際のルールを紹介します。
採取可能な重量は?
1人1キログラムまでの採取とルール付けられています。
ただし、実際に潮干狩りを行うと判るのですが、1人1キログラムを確保するには相当な労力を必要とし、また、例えば4人家族で4キログラムを採取したとしても、その全てを食するのはある種の忍耐が必要になるかと。
ほどほどに潮干狩りを楽しみ、その味を満喫する目的であれば、1キロにほど遠くとも間違いなく納得できる筈ですよ。
採取可能な貝の大きさは?
3センチメートルに満たない貝は採ってはならないとあります。
1つ1つを測るわけにもいかないと思いますので、ご自身の手の指などを参考に3センチの長さを把握し、判断する方が手っ取り早いでしょう。
また、ホッキガイ(ウバガイ)に関しては7センチメートル以下の採取が不可となっています。
潮干狩りに使用可能な道具は?
まずは金網や網が付いた漁具の使用は禁止となります。
普通に潮干狩りを楽しむためには熊手が一般的ですね。
使用可能な熊手は以下の通り。
- 柄の長さ:50センチメートル未満
- つめの長さ:5センチメートル未満
- つめの幅:20センチメートル未満
一般的に市販されている『片手サイズ』を認識すれば問題無いでしょう。
でも、実際問題、日川浜海岸ではこの熊手は必要としませんでした。
(ほとんど目視した貝を手で拾ってました)
日川浜海岸基本情報
日川浜海岸の基本情報です。
正確には『日川浜海水浴場』と言います。
キャッチフレーズは『風車を一望する広いビーチ』。
だそうです。
もちろん、いっぱい風車が並んでいます。
住所:
茨城県神栖市南浜
問合せ先:
神栖市観光振興課
0299-90-1217
施設:
トイレ無し
休憩所無し
更衣室無し
コインロッカー無し
シャワー有り
温水シャワー無し
駐車場
600台
無料
『超重要!』日川浜海岸での潮干狩りをするための前知識
では、実際に日川浜海岸で潮干狩りを行ったわけですが、その場で感じた素直な感想を簡単にまとめますね。
日川浜海岸での潮干狩りは間違いなく穴場
まず、潮干狩り目的で日川浜海岸へ行くとすれば、それは間違いなく穴場という事ですね。
その理由はいくつか存在しますが、第一に鹿島製造所をはじめとする大型施設が広範囲に並ぶため、付近に海水浴場が存在するというイメージがまず無い事ですかね。
地元民からすればそこら周辺は働く場所として認識されている筈ですので、少なくとも『遊ぶ場所』として海に向かうならば、北上した大竹海水浴場や大洗海水浴場に向かう事でしょう。
海(自然)としての見栄えも異なりますし、歩き回って楽しむ施設数も段違いですからね。
よって、必然的に『海水浴・潮干狩り』を考慮するなら有名な海岸へ向かうのが一般的となり、反対にこじんまりとした印象の日川浜海岸は穴場と化すわけです。
公共施設は皆無と思う事
実際に行って驚いた事は、公共施設がほとんど存在しない事でした。
トイレと簡易シャワーが辛うじて存在しますが、トイレはともかく、シャワーはお世辞にも使いやすいものではありません。
悪く言えば不親切。
良く言えば全力自然保護。
あなたがどちらに賛同するかは自由ですが、貴重品を保管するロッカーも着替える場所も無い事は確かなので、遊びに行く場合は自家用車で乗り入れた方が賢明でしょう。
また、その自家用車にも着替える際の目隠しとして、複数枚のバスタオルやシートを用意するなどした方が良いでしょう。
とにかく視線を防ぐ手段がありません。
僕なんて車内が汚れるのを嫌がって外で着替えていたら、タイミング悪く通過した車の運転手にハンケツ目撃されました!
潮干狩りに必要な道具
実際に潮干狩りをするために必要な道具とその理由を書き示しますね。
熊手
砂の中の貝を発見するために必須です。
…と、言いたいところですが、今回の潮干狩りにおいては何故かサッパリ活躍しませんでした。
理由は潮干狩り客そのものが少なかったため、海に背を向ける事で波から置き去りにされた貝が…。
つまりは全て『自分の手』で『拾った』という事です。
掘る理由が無かったんですね。
もちろん、干潮時に熊手は役立つ…事でしょう。…?
網袋
拾った貝を入れるための道具です。
いつかの潮干狩りではこれを忘れて拾いまわった結果、集めても集めても砂の中に逃げられるという事態に…。
熊手以上に大切な存在です。
クーラーバック
集めた貝を持ち帰るための容器です。
貝を海水に浸すため、貝にとって窮屈にならないような大きさが望ましいでしょう。
蓋つきの発泡スチロール容器でも構いません。
保冷剤
海から持ち帰る海水は当然ながら常温に向けて上昇します。
自宅までの移動時間が長時間に渡る場合、温まってしまった海水の中で貝の体力が持たない場合があるため、保冷剤で海水を冷やす事をお勧めします。
冬服
日川浜海水浴場には温水シャワーが設備されていませんので、海水で冷えた体を温める手段がありません。
実際に使うかどうかは別の話として、念のために準備しておいた方が良いでしょう。
潮干狩り当日が曇りという事もあり、もともと寒がりな僕は冬服で身をまとっていましたが、それでも寒くて震えが止まらなくなって終了したほどでした。
潮干狩り終了後
一家揃ってガタガタに震え、車内で少々暖を取って帰路へ。
それでも寒くて寒くて…。
ラーメン屋さんに立ち寄りました。
にんたまラーメン(ゆにろーず)って知ってます?
けっこう病みつきになる味ですよね。
そんでラーメン食べて温まって、その後ははま寿司の海鮮丼を食べるという、
寒さどこに行った!?
みたいな、なんとも現金な1日となりました。
今回の貝はみそ汁に
ここからはおまけですが、持ち帰った貝のほとんど(全て?)はハマグリ…らしいとの事でした。
(↑ 自信はない)
そんなわけで…。
こうなりました。
大きさ不揃いな貝が『手取りの証』?
販売されている貝がいかに新鮮であろうとも、やっぱりお金で購入する貝とは全然異なる風味がありますね!
海の幸に感謝しましょう。
命の尊さに感謝しましょう。
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↑ 各お店の特徴を簡単に紹介しています。
↑ お店(おやつ・おつまみ・ズボラ飯・レジャー施設含む)の名称だけを目次代わりに羅列したページです。