【ねぎタルチキンカツ丼】の実食レビュー☆ タルタルチキンカツとの違いは?
価格高騰が続いて夜の商品全てがドンドコ値段が上がり続ける悲しい世の中になっていますね。
かつやも例外ではなく、多くのメニュー価格が改定されてしまい、かつての『カツ丼(梅)380円』なんて遥か過去の話になっちゃいましたね。
そんな中で時代に逆行するかのようなカタチで『ねぎタルチキンカツ丼』が新メニューとして販売開始になりましたので、早速食べてみました☆
ということで、こちらでは
かつや『ねぎタルチキンカツ丼』の
- タルタルチキンカツ定食との違い(なるべく細かく)
- 低価格帯販売開始の考察
を含め、正直な感想を書き出して行きますね☆
かつや【ねぎタルチキンカツ丼】の実食レビュー☆ タルタルチキンカツとの違いは? 実際に食べてどれだけ満足?

| かつや【ねぎタルチキンカツ丼】 | ||
| 内容 | ☆評価(1~5) | コメント |
| 価格 | ☆☆☆☆☆ | 価格高騰真っ最中のかつや最低価格値。 これだけで正義でしょう。 ちなみにかつやメインの『カツ丼・ソースカツ丼』よりも10円高いだけ♪ (2025年10月現在) |
| 見た目 | ☆☆☆☆ | タルタル好き&ネギ好きなら歓喜。 逆なら残酷な罰ゲーム。 個人的には白髪ネギが良かったなぁ。 ちなみにキャベツ量が本気出してる! (お弁当のキャベツって毎回少なかったんだよなぁ) |
| 味 | ☆☆☆ | ご飯にかつやソースが染み込んでいるため、全体的に酸っぱしょっぱい感想。 タルタルチキンカツ定食をイメージしたなら確実に違う。 |
| 食べやすさ | ☆☆☆ | おなじみの『かつや』といった感じ? 乱暴に食べるとネギやキャベツがこぼれてしまう。 そうそう、ねぎタルチキンカツ丼のキャベツ量はホントに多くて嬉しい! (弁当の場合) |
| 満腹度 | ☆☆☆☆☆ | なんだかんだ、食べきってしまえば『かつやサイズ』。 ちゃんと満足。 |
| リピート性 | ☆☆☆☆ | 『価格+量』重視で言えば間違いないリピート性。 ただし『かつやにチキンは邪道』という考えの場合は確率低め。 チキンカツの完成度は相変わらず高い。 |
ねぎタルチキンカツ丼 と タルタルチキンカツ の違いは?

では、実際に『ねぎタルチキンカツ丼』と『タルタルチキンカツ丼』の違いを細かく解説していきますね☆
(考察込み)
1:タルタルチキンカツ定食に比べてねぎタルチキンカツ丼の方が安い!
2025年10月時点のタルタルチキンカツ定食とネギたるチキンカツ丼の値段は税抜き価格で以下の通りです。
タルタルチキンカツ定食850円
ねぎタルチキンカツ丼630円(!)
値段だけで比較すると、数年前に販売開始されたタルタルチキンカツ定食よりも今回のねぎタルチキンカツ丼の方が
220円安い(わりと凄いと思う…)
という話になるのですね。
ちなみにかつやの核とも言える『カツ丼・ソースカツ丼(各梅サイズ)』の価格は620円。
豚肉よりも鶏肉の方が高い設定とはなんだか変な気持ちですが、やっぱりかつやとしては豚肉を頂点にしたい気持ちがあるのでしょうね。
とはいえ、本来で言えば豚肉オンリーの中のちょい脇役素材としては完全に頑張った価格だと思います。
2:値段の違いに関する考察
じゃあ、どうしてタルタルチキンカツ定食よりもねぎタルチキンカツ丼の方が大幅に安いのか?
という話の考察ですが、商品名をよく見比べてみると、
- ねぎタルチキンカツ丼
- タルタルチキンカツ定食
といったように、『丼』と『定食』の違いがあります。
更に細かく説明すると、かつやの場合、
- 『丼』とは、1つの器に1食分をまるごと載せる提供方法。
テイクアウト時も1つの器にまとめられている。 - 『定食』とは、メイン(この場合タルタルチキンカツがメインとなるプレート)とごはんが分けられ、とん汁もセットになる提供方法。
言い換えれば、3つの器で1食分を作り上げていると言えますね。
(ちなみにテイクアウト時はとん汁が付かず、セパレートでごはんとメインが分かれている)
といった違いですね。
例えば持ち帰りでタルタルチキンカツ定食を買ってもとん汁は店内飲食のみのサービスとなるため、価格に変動はありません。
悪く言えば、とん汁を含めた価格がかつやの『定食』でもあるため、定食系をテイクアウトするととん汁分をまるまる損した価格ともなってしまいます。
その一方で『丼』であるねぎタルチキンカツ丼は店内飲食においてもとん汁は付かないため、その差額が提供価格に反映しているものと思われます。
……あ、ちなみに僕個人は店内飲食をしたためしがありませんので、少なく見積もってもとん汁100杯近くの代金をかつやに寄付している事になります。
(店内で1人で食べれる勇気が欲しい……)
3:ネギが入っている
『ねぎタルチキンカツ丼』というメニュー名からも判る通り、ねぎタルチキンカツ丼にはあらゆる薬味の代表例のような輪切りのねぎが入っています。
悪く言えばそこら辺の飲食店でも目にするネギなので、それで飛び上がるほどの味の変化というものは正直ありませんが、僕みたいなアホなほどネギ好きにはたまらんトッピングですね。
ただし、ネギの量は『ねぎ味噌チキンカツ定食』の半分あるかないか程度…?

↑ アホほどネギ好きのうどんの食べ方例(丸亀製麵より)
写真はトング6回分。
4:タルタルソースが少ない
タルタルソース好きにとってはむしろチキンカツよりも本体なタルタルソースですが、これも『タルタルチキンカツ定食』と比較すると半減している模様…。
……タルタル……、ねぎタル……?
……あ…、『タル』が1つしかないから半減…???
(↑ 邪推)
ちなみにタルタルソースってどの飲食店でも割高なイメージですが、それもそのはず、ソース1つに様々な素材が使用されている上、劣化が早いんですよね。
(だからどうしても値段的に高くなるとかなんとか)

↑ こちらはお馴染み、かつやの『タルタルチキンカツ定食』のタルタルソース量!
でろ~んと広がるタルタルソース量には歓喜しています。
(現在進行形)
鶏肉は安い。
調理技術も大して変わらない。
でもタルタルソースが高い!
(だから値段に変化が出る???)
5:オリジナルソースは若干多め?
かつやのタルタルチキン系にはタルタルソース以外にかつやオリジナルのカツソースが掛けられていますが、タルタルチキンカツ定食と違ってごはんの上に直接ソース(厳密にはチキンカツの上)にソースが掛けられ、それがごはんに浸透するためか、若干酸味が強く感じられる気がします。
『かつやといえばソースカツ丼!』といったユーザーからすれば歓喜モノな味わいだと思いますよ。
ただ、僕個人は『かつやといえばカツ丼!』という派閥のため、チョイとばっかし酸味というか、しょっぱさが目立っていた気がしました。
(タルタルあれば何でも美味いんですがネ☆)
味変が楽しめる
ねぎタルタルチキンカツ丼のチキンは2枚使用されていますが、タルタルソースとねぎはそれぞれ1枚を狙うかのように乗せられています。
したがって分ける事を意識して食べる事で
- タルタルチキンカツ
- ネギだくチキンカツ
みたいな感じで自分のタイミングで味変が楽しめるのですね。
ちなみにねぎタルチキンカツ丼はキャベツも多かったりするので、
- ソースキャベツでご飯を楽しむ
なんて食べ方も出来るんです☆
【ねぎタルチキンカツ丼】の実食レビュー☆ タルタルチキンカツとの違いは? (まとめ)

そんなワケで、【ねぎタルチキンカツ丼】を実際に食べてみた率直な感想と、
【ねぎタルチキンカツ丼】と【タルタルチキンカツ】との違いを考察込みではありますが正直に述べてみました。
一部にはかつや方式(?)の『丼』と『定食』の違いを理解していないとややこしく感じる内容も含まれましたが、まあ、そのあたりはかつや流と思って納得するしかないですね。
とりわけ、何でもかんでも価格高騰の中、多くの飲食店では新メニューを謳って原価と売価に差をつける事が多い現状の中、従来のメニューに低価格帯が参入した事実は嬉しいですね☆
食べ物の好みには『ねぎ嫌い』や『タルタルソース嫌い』といった方が少なくない印象を持ちますが、ひとまず『どちらもイケるよ♪』という方は無視する理由が無いかつやメニューだと思った事は確かでした。
……まあ、『かつやのチキンカツといえば期間限定メニューに限るだろっ!』というかつや硬派(?)な方の意見は無視しませんけどね。
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