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かつや【とん汁】実食レビュー! どうして『みそ汁』は存在しないの?

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かつや【とん汁】実食レビュー! どうして『みそ汁』は存在しないの?

多くの飲食店では

『同一種類でも客が選ぶ権利』

みたいな工夫がされ、例えば『みそ汁』もその1つですね。

『みそ汁系』の最低グレードを『みそ汁』とするならば、

『とん汁』
『あさり汁
『しじみ汁』

といった具合に、『みそ汁のその上のランク』が存在することは、わりとポピュラーな話です。

………ですが、かつやに関してはその『みそ汁』にランクというものは存在せず、普通で言うならばワンランク上の『とん汁』のみの提供というところがとん汁を実際に食べながら気になったので、レビューと同時に考察してみました。

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かつや【とん汁】実食レビュー!

それぞれの個人評価を忖度なしで書き出します。
『☆』の最大は5個で表しています。

かつや【とん汁】
内容 評価 コメント
価格 ☆☆☆☆ 和食のお供となる『みそ汁』としては割高感だが、通常で表現するワンランク上の『とん汁』としては適正価格。………いや、サービス価格かな?
見た目 ☆☆☆☆ 見るからに具材が多く、どれも厚切り。多くの飲食店では『野菜寄り』になるが、かつやのとん汁は肉も多い。
☆☆☆ 若干薄味仕立て。でも僕個人が濃口派なので、このくらいがいい塩梅なのかな?という疑問も。食べている内に下が味に慣れる。
食べやすさ ☆☆☆ 具材がゴテゴテなので、そういった意味では食べ難い。ただし、『とん汁・けんちん汁』の醍醐味と言えば、具材山盛りなので、むしろこちらが普通。
満腹度 ☆☆☆☆ わざわざ『+価格』で小から大に変更可能とあるとおり、小では折角の豚汁も少なく感じるかも(具材ではなく、汁が)。
リピート性 ☆☆☆☆ 『和食にはみそ汁』という人は定食方面で自然リピート。とにかく具材が多いため、それを狙ってのリピートもアリ。正直、他の飲食店のとん汁が少なく感じる。ちなみにですが、知ってました?『豚汁・けんちん汁』って、それそのものがおかずな事を。

 

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かつや【とん汁】のよくある感想

かつやの【とん汁】のに関する『よくあるレビュー』を参考に書いておきますね☆

GOOD! な評価と個人的感想

  1. 具が大きい。身が厚い
  2. 意外とエレガントな味
  3. 小サイズでも十分

『1.』多くの飲食店では

良く言えば『味がしみわたるように』

悪く言えば『薄さへの挑戦』

ですが、かつやにとん汁はチェーン店ではなかなか珍しい厚切りの具沢山スタイルですね。

『2.』飲食店=味しっかりの塩分高めがセオリーですが、かつやのとん汁はそれに反したやや薄口といった味わいが特徴のようです。よって、必然的に一つ一つの具材の味も楽しめます。

『3.』とにかく具がごちゃごちゃ入っているため、普通に食べるならば小サイズでも十分です。ところでどうしてテイクアウトのとん汁は『大限定』なのでしょう?

BAD! な評価と個人的感想

  1. みそ汁が無く選択できない
  2. 量が多過ぎる
  3. もっと濃い方が好み

『1.』これも『本気飯。』なのでしょうかね? かつやのメニューの多くはバリエーションに乏しく、かつや推しの提供法が最重視されていますが……かつやだけの実績があるからこそ許される強硬手段なのかも知れません(笑)

『2.』おそらく『とん汁(大)』を指すものでしょうが、本当にこれだけで満足な量でもありますよね。多過ぎるため、しみじみ味わってしまうと肝心のカツ系が胃に収まらなくなるというワナ…?

『3.』僕も初めて口にした時は同意見でした。他の飲食店ではなかなか感じる事の出来ない薄味仕立てで、一言に物足りなさがありましたね。一方で、それぞれの素材が自然な主張をしてきて、ニンジンも大根も肉も1つ1つの食べごたえが存在し、今ではこれこそ『かつやスタイル』と感じていますが…。

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かつや【とん汁】実食レビュー! どうして『みそ汁』は存在しないの?

では、ようやくここでタイトル回収です。

どうしてかつやではみそ汁が存在しないのか?

勝手に考察してみました☆

考察1:『本気飯。』のかつやだから

今では知名度が高まったかつやですからおべっか無しで物事を発言できますが、かつやって中途半端なメニュー提供をしないお店なんですね。

多くのお店はAとB(またはC・D…と、それ以上)のメニューを考え、人気の高いメニューを残す…みたいな考えが強く見れますが、かつやに関しては…というよりも限っては、『これぞ…!』という代表格のみをメニュー化する傾向にあるので、変な逃げ道を作らないんですね。

だから、『同じ汁物なら』という意味でか、

選べる『みそ汁orとん汁』

ではなく、

どうせ口にするなら、どうせ食をより楽しむなら『とん汁1択』

という判断をしたのではないでしょうか?

考察2:定番メニューの最大限縮小

お店にとってメニューの多角化はあらゆる客層に高い自由度による選ぶ権利を与え、その自由性が高いほどに人気と話題性が高まって『売り上げ』として企業に跳ね返ってきます。

一方で、お店で店員として従事する身としてはメニューの数だけ覚える事が増えてしまい、自由性の高さほどに要らぬクレームを生み出す原因となります。

言ってみれば『言うは易し、行うは難し』という事ですが、

  • 安定した味の提供
  • 短時間調理の提供
  • 総合的な良いサービスの提供
  • 不要なロスの削減
  • 熟練店員の長期間滞在

などなどを考えると、メニューの単一化は従業員にとってミスを最大限に縮小させる事が出来て好ましいのでしょう。

考察3:レンチンではなくお店での実際調理だから

これはかつやならではの話となりますが、多くの飲食店が

『きざみネギ+わかめなどの簡素な具材』
『1人前パウチ状の開封提供』
(これらに具無しのみそ汁を椀に入れて提供)

という中、かつやのとん汁は

『実際に店内で調理したとん汁』

となるのですね。

もちろん、大根やこんにゃくを店内で1つ1つカットするような本格的な調理ではありませんが、カットされた素材を寸胴鍋に投入して灰汁を抜き、それから味噌などを投入して味付けをするという、本格的というか普通というか、スピード提供を重んじる企業でありながら手間のかかる作り方をしているのです。

おそらくはこの辺も『本気飯。』の一端なのでしょうが、さすがにこんな事をみそ汁でも行おうと思うと、器具も場所も手間も2倍になっちゃいますので、どうせ本気を注入するなら『値段はかかるが確かな満足』をチョイスするという意味で『みそ汁不在』なのかも知れませんね。

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かつや【とん汁】実食レビュー3! どうして『みそ汁』は存在しないの? まとめ

という事で、かつやのとん汁レビューから始まった『どうしてみそ汁が存在しないの?』という考察でした。

考察に関してはほとんど僕の勝手な推測ですが、例えば僕が調理人として働く場合、かつやって実に従業員の苦労を深く考え抜いた企業でもあるのですね。

とにかく『味も満足度も上位目標』を掲げるならば、それに見合った士気の高い従業員が必要になるわけですが、多くの飲食店は客目線というよりも経営者目線で水準が設けられ、配下の従業員の苦労は度外視です。

その結果、無限大のメニュー選択権や目まぐるしく変化する期間限定商品など、要らぬ運営の難しさによって従業員が離れて行ってしまい、いつまで経っても教育すらも行き届かない従業員構成の店舗が増えるワケですが、かつやの場合は限られたメニュー、最小限の期間限定に固定されているため、仮に新人従業員ばかりでも教育が簡単ですぐに上達し、その上で追加で覚える内容も最小限に抑えられるんですね。

まあ、この話が『みそ汁が無い理由』に当てはまるわけではありませんが、拡大解釈すれば、

『とん汁と間違えてみそ汁出しちゃった…☆』

みたいなミスも無くなっている事実があるというワケです。

……実際の話は知らんけど。

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