ミナ 7.

時間がないから簡単に書くね。

ミナが警察を信用しない理由はわかった。

詳しくは聞かないけど、予想はつく。

苦しい思い出だったね。

言い訳じゃないけど、
今回も似たような話になっているんだね。

ヒラが居ると、たぶんその思いは消えないと思うよ。

俺たちの考えは警察に行っておしまいという話じゃない。

警察へ行く理由は
法律の守りを受ける準備と言ったところ。

最終的には会社内外からヒラの居場所を無くすというもの。

警察に行く一番の理由は
会社本社のお偉いさんの耳にこの事実を入れる事なんだ。

警察はその権限で俺たちの知らない会社の人間と話す事が出来る。

会社にこの話が通れば、
ヒラは本社に呼び出しを受けて、
それなりの処罰を受ける筈なんだ。

例えばね、俺も実際、
警察は信用していない。

簡単にしか説明できないけど、
俺の場合は妹が殺されちゃってね、
それでいて犯人が無罪になったんだ。

でもね、
利用価値はあるという話なんだ。

警察を頼る最大の理由は、

『そういう事があった』

という、
警察に行ったという証拠を残す事なんだ。

仮に会社がもみ消そうとしても、
会社とは別の場所に問題が証拠として残る。

ここが一番のポイントなんだ。

 

ミナが今日来てくれなかったら
たぶん警察には行けない事になると思う。

少なくともヤマはそういった考えのようだ。

ミナが居ないから実害の証明が取れず、
警察も行動しようがないという話なんだ。

そうなると法律抜きで動くしかない。

この場合が俺が気まずくなるプランなんだ。

ヒラには既に俺の動きが知られている。
ヒラは俺を邪魔に思っている。
でも、法律が俺を守ってくれない。

法律の守りが無い場合だと
ヒラが会社で何食わぬ顔で来ることになる。

ヒラはあれでも偉い立場だから、
平気で嘘もつくだろうし、
俺とミナが話しを出来なくする事も可能なんだ。

ヒラはずっと追ってくるよ。

ミナも毎日ヒラが居る事を分かって会社に行くのは嫌じゃない?

いつ呼ばれていつ何をされるか分からないんだから。

そういった行動を無くす意味でも法律介入は必要で、
俺たちも警察に行く事で初めて自由に動けるようになるんだ。

もう時間がない。

最終的に警察に行かない方向でも構わない。

でも
ちゃんとミナと話がしたい。

とにかく会おう。

これを読む時間があればいいけど。

約束の場所で待ってるよ。

最終的にミナが警察に行かないと言っても構わない。

とにかく会って話がしたい。

それと、仮に今日会えないとしても、
会社は絶対に休むように。

etc
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